「いちばん大切なのはお客様に美味しい!と言って食べて頂く事」と素敵な笑顔で
答えてくれた上島シェフ。 町のケーキやさんとして23年、地元の人々に親しまれて
いる現在も、長年培った腕と感で完成させたシェフ独自の味を守りつづけるだけでなく、
たえず変化する洋菓子のスタイルと味を研究しつづけている。
常に天気や温度・湿度計を気にするシェフ、「なぜ?」の問いかけに、毎日微妙に異
なる室温の変化にあわせてカステラ(スポンジ生地)を焼くのだという。23年のキャリアを
持つ今も決して妥協はしない。
ドイツで修業した上島シェフのお店には、常時30種類を越える生ケーキやかわいい焼
菓子達が並ぶ。これらすべてが機械にたよらずシェフがひとつひとつ手作りするもの。
「ドイツ菓子であっても日本人が食べて美味しいと感じるお菓子が作りたい。」シェフが
心をこめて焼いたお菓子は形も味もどこかなつかしく、温かいぬくもりがある。
インタビュー 大隈 真規